旬の大根を
ひき肉そぼろあん風に仕上げました。
雑穀のたかきびはミネラル・食物繊維を
豊富に含み解毒作用が
あるといわれています
【材料・4人分】
大根……………………1/2本
たかきび………………1/2カップ
干椎茸…………………2枚
生姜……………………少々
長ねぎ…………………適宜
ごま油…………………大さじ1
塩………………………小さじ1/4
醤油……………………大さじ1 1/2
【作り方】
❶たかきびは同量の水に一晩つけておく。
❷大根は大きめの乱切りにする。干椎茸は戻して回し切り、生姜はみじん切り。長ねぎは小口切りにして水にさらし、さらしねぎにする。
❸土鍋にごま油を熱し、生姜を炒める。次に椎茸、大根を入れて炒め、さらにたかきびと水1カップ(分量外)、塩を加えてふたをし、沸騰したら弱火にして30分炊き、火からおろして10分蒸らす。
❹醤油を回し入れて再び火にかけ、水分がなくなるまで煮含める。
❺器に盛って、さらしねぎを散らす。
陽性にする調理法としては、調理時間の長いシチュー、煮物、豆料理、などの煮込み料理があります。高温で焼くオーブン料理も時にはいいでしょう。
圧力をかけることや揚げ物をすることでも食べものを陽性にします。
味付けは少し濃くすると陽性になります。水分が多いと陰性になりますから、煮物はできるだけ水分がなくなるまで煮きるようにします。
高きびとは
「高きび」はイネ科の雑穀で、「モロコシ」ともよばれる。日本で主に食べられているのはモチ種の赤高きび。豊富なミネラルの中でも、ナトリウムと細胞内外のバランスをとるカリウムの多さが目立ち、ひえやあわと同様、白米に比べ食物繊維を多く含む。炊くと肉のような弾力とコクが出る。ほかの雑穀に比べて実が大きめで硬いため、圧力鍋や少量炊きの炊飯器を使うなど工夫が必要。